どんなことでも”続ける”ことって難しいですよね。そして、もっと難しいのがただ”続ける”のではなく、明確な目標をもって続けること。
このブログとか…(苦笑)
人間が能動的に行動するにはおおよそ”動機”が必要です。
最近わたくし、とんとサボり気味でした、自転車に乗ること。そこで、 ” 動機”を与えてみました。物欲でまみれた…
GIRO EMPIRE DEEP SILVER買っちゃいました!
このEMPIREというシューズは2012年のGiro d’Italiaに参加するTaylor Phinney選手の為に作られました(シグネチャーモデルではないみたいですが、プロトンの中で Taylor Phinney以外で履いてる選手は見かけません)。
Taylor Phinney選手は父親もオリンピックのトラック競技でメダルを獲っているアメリカ期待の選手。しかも12年Giro d’Italiaでは第一ステージの個人TTで優勝!三日間マリア・ローザを着ました。
見ての通り、EMPIREの一番の特徴はよく見る自転車ロードレース用のシューズとは異なり、シューレースによって締める点です(普通はベルクロやラチェットを使って締めることが多いです)。アッパー部分をテイジンのマイクロファイバーを一体成型。足を靴全体で包みこんでフィットさせます。ソールはGiroと協力関係にあるEastonのEC90カーボンソールを使用しています。
EMPIRE、シューレースの見た目もあって目立ちますが、色々なタイミングで特別なカラーのモデルが登場してきます。
まず、13年の通常ラインナップのPATENT BLACK。
次が、Taylor Phinney選手が世界選手権に参加した記念モデル。エレクトリックブルーの限定400足でスマートフォンケース付きで販売されました。
そして、カモフラージュカラーのMTBモデル。これも限定400足、スマートフォンケース付きで販売されました。MTB用ですがアッパーの素材同じで、つま先・かかと部分に補強が入ってます。ソールもEastonのものを使っています。
ここからは番外です。
まず、Taylor Phinney選手がマリア・ローザを着用していたのを記念したモデル。2012年のInterbikeで展示されいたらしいです。
StravaというサービスとGiroの協賛チャレンジ企画Train Like Taylorの特別モデル。当選者へ送られたものです。日本でもお持ちの方がいらっしゃるとか、羨ましいです(笑)
2012年のeurobikeで展示されてモデル。
といった具合にまさに色々あります。
前置きが長くなりました。すいません。
まず、履くのは普通のシューレースの靴と同じです。
Taylor Phinney選手はいったん紐をソールまで一周させて結んでいます(上の画像で確認出来ると思います)。タンの部分に結んだ紐をまとめるストラップが付いているので、普通に結んでも紐が絡まる心配はありません。綺麗に紐をまとめるヒモ留めなんかを用いるといいかもしれません(理由は後述)。
Giroシューズはまったく初めてだったので、驚いたのがインソール。
土踏まず部分が交換出来、厚さを三段階で調節出来ます。右の画像の左からS、M、Lの順で厚くなりす。インソールの大切さはいろんなスポーツで強調されていますが、デフォルトでインソールが調整が出来るのは珍しいのではないでしょうか。これはメーカーとして凄く良い姿勢だと思います。
実際に履いての簡単な印象です。インプレなんて難しいことは出来ないので…(汗)
まず、単純に軽いです。公称225gですから、今出ているロード用シューズの中でも軽量な部類に入ります。体感としての軽さはアッパー部に重量があるパーツがないのも大きいと思います。
次に靴全体がしなやか。以前使っていたシューズより確実にソールが固くなっているであろうに、ソールの固さだけ突出した感じを受けないのは、靴全体トータルで固さをコントロールしているからだと思います。
今回、初めてGiroのシューズを履くことになったのですが、足形が思った以上に狭くない。日本人は幅広、甲高だとよくいわれます。事実、多くのロード用のシューズに幅広モデルを用意してるメーカーが多いです。わたくしも以前のシューズは幅広モデルでした。それを考慮してハーフサイズ(数値では25mm程度)大きいサイズを選びましたが、もう一つ小さいサイズでも十分足が納まったかなぁと感じます。ただ、ヒール部分が意外と小さいとも感じました。
ちなみに、インソールは両足とも一番厚みのある赤のLを使ってみています。
ネガティブな面としては、走り出してから締め付けの調整が出来ない点でしょうか。
些細なことかもしれませんが、走ってある程度身体が動いてくると浮腫みがとれたり、ここぞという場面でもっと力を込めたい時に走りながらの調整は結構気になります。前述した様にヒモ留めを使えばこれはある程度調整可能だと思います。あとは紐の通し方を工夫するのもアリだと思います。
とりあえず、こんなところでしょうか。ちっとも参考にならない駄文ですいません。
感覚として、ちょっとこれまでのロード用シューズと違う感じなのですがけっして悪い物ではありませんし、値段分のパフォーマンスは得られると思います。
2012年のTour de France覇者ウィギンス卿もBONTのシューレースの上にカバーの付くタイプ、Zero(これはトラック用の延長のコンセプトの模様)を使っている様なので、これからシューレースタイプのロード用シューズは一つ流れが出来そうですね。
EMPIREは14年も継続展開でEMPIRE ACCの名称になる様です。より軽くなり、ソールのヒールカップが交換可能になった様です。カラーも増えてます。
14年モデルもいいなぁ…ニヤリ